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キネシオテーピング療法の学術研究とレベルアップを図る(第70号)
 キネシオテーピング協会は、6月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり、第24回臨床研究発表会を開催した。会場となった東京海洋大学越中島キャンパスには、全国から会員が集まった。
 同協会の大会は、これまで通算約500題の研究発表がなされており、学術的な研究とレベルアップに大きく貢献してきた。高度な基礎研究から臨床研究、および実務的な発表があり、学術的なものと実践的な発表とを同一に扱うことの困難さから、今回から2種類の発表会を企画することとなった。
 秋の学会で学術的な研究発表を行い、6月の同発表会では、臨床現場で得た貴重な体験を発表する。つまり、今回の発表会は、いわゆる現場で使えるテーピングが聴講できる大会であった。
 発表内容は次の演題が行われた。「円背に対するテーピングと刃紋テープ」(石川保氏)、「五十肩に対するテーピング」(大谷浩氏)、「脳梗塞に対するキネシオテーピング」(三浦達朗氏)、「鍼灸治療とテーピング療法の併用と鎮痛機序の考察」(見立正成氏)、「キネシオテープによるバタフライテープ」(廣瀬薫氏)、「脳を生かす・キネシオテーピング・リハビリ編」(山口衛氏)、「ストレングス&コンディショニング・テーピング」(遠山立春氏)、「腰部後屈痛に対するキネシオテーピング」(大塚学氏)、「膝下腿外旋症候群における機能的テーピング」(高橋祐輔氏)、「一施術家からみたキネシオテーピング」(森田啓至氏)など多彩な講演が行われた。
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 加瀬建造会長は「スクリーニングテスト再確認講座」というテーマで登壇した。加瀬会長は研究を重ねることと発表することの重要性を強調する。「研究する姿勢を忘れてはいけません。研究することで業界全体がレベルアップします。そして、それを発表することで発表した人の実力も向上するのです。さらに、発表をみんなで検討し、追試していくことが、固定観念にとらわれないキネシオテーピングの理想形を作り上げることにつながると思うのです」と加瀬会長は語った。なお、同協会は9月より新テープの発売を開始している。
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